天満神社
兵庫県揖保郡新宮町宮内
主祭神:菅原道真
「風姿」 2000/01/02
なぜか地元では牙天神と呼ばれる。
朱塗りの本殿は国の重要文化財指定を受け、鞘堂に収められているため、撮影は難しい

この神社周辺の宮内地区は、縄文後期から弥生にかけての集落郡が確認され、現在国指定史跡として整備中である。
この神社の北方山手には古墳時代前期と考えられている全長36(m)の前方後円墳、「吉島古墳」があり鏡が6面出土している。

この神社社地は揖保川と来栖川に挟まれた位置にあり、出山の山麓にあたる。この地域最良の場所である。
これらの事から、元来この方面の豪族の居所であったのであろう。
菅公を祭るようになったのはかなり後のことのように思われる。

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